なぜメールアドレスが流出するのか
メールアドレスの流出は、主にあなたが利用しているWebサービスがサイバー攻撃を受けることで発生します。あなた自身のセキュリティ対策に問題がなくても、サービス側の脆弱性によって流出してしまうのです。
- Webサービスへの不正アクセス(SQLインジェクション等)
- サーバーの設定ミスによるデータベースの公開
- 内部関係者による持ち出し
- フィッシング攻撃による認証情報の窃取
過去には、AdobeやLinkedIn、Yahoo!など、世界的な大手企業でも大規模な情報流出が発生しています。
メールアドレスが流出すると、そのアドレスと同じパスワードを使い回している他のサービスにも不正ログインされるリスクがあります。これを「クレデンシャルスタッフィング攻撃」と呼びます。
流出を確認する方法
自分のメールアドレスが過去の漏洩事件に含まれているかを確認するには、以下の方法があります。
方法1: 専門の漏洩チェックサービスを使う
「Have I Been Pwned」をはじめとする漏洩チェックサービスでは、メールアドレスを入力するだけで、過去の漏洩事件に含まれているかを無料で確認できます。
ウェブ検診のプライバシー診断では、Have I Been Pwnedのデータベースと連携し、メールアドレスの流出状況を簡単にチェックできます。継続的な監視も無料で利用可能です。
方法2: Googleのセキュリティ診断を使う
Googleアカウントを持っている場合、Googleのセキュリティ診断機能で、保存されているパスワードに漏洩の危険がないかチェックできます。
流出が判明した場合の対処法
メールアドレスの流出が確認できた場合、以下の手順で対処しましょう。
- 流出したサービスのパスワードを直ちに変更する
- 同じパスワードを使っている他のサービスも全て変更する
- 二要素認証(2FA)を設定する
- 不審なログイン履歴がないか確認する
- 今後のために、パスワード管理ツールの導入を検討する
パスワードの使い回しをやめることが、流出による被害を最小限に抑える最も効果的な方法です。
今後の流出リスクを減らすには
完全に流出を防ぐことは難しいですが、被害を最小限にするための予防策があります。
- サービスごとに異なるパスワードを使用する
- パスワード管理ツール(1Password、Bitwardenなど)を活用する
- 重要なアカウントには二要素認証を設定する
- 不要なサービスのアカウントは削除する
- 定期的に流出状況を確認する習慣をつける